今回は文字列の要素にアクセスする方法を解説していきます。
一つ一つの単語(文字列)は、個々の文字の並びで構成されていて、
- 個々の文字のことを要素
- 要素を表す番号をインデックス
- 要素の個数を文字列の長さ
と呼びます。
今回は、文字列の最も基本的な操作として
- 文字列の長さの確認
- 各要素にアクセス
- 特定の範囲の要素を切り出す(スライス)
を紹介していきます。
これらの操作は初歩中の初歩なのでサクッと押さえてしまいましょう。
【解説動画】5min. Python|文字列の連結・結合
5min. Python解説動画【入門編】|第4回 文字列のスライス
文字列の長さ
len()
関数を使用すると文字列の長さを出力できます。
len('文字列')
⇒ 文字列の長さ
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(len(blog_name))
# 15
len
は、length(長さ)の意味ですね。
文字列の要素
一つ一つの単語(文字列)は、個々の文字の並びで構成されています。
- 個々の文字のことを要素
と呼びます。
文字列の要素へのアクセス
文字列の各要素は、文字の位置を表すインデックスを割り当てられています。
インデックスは0
から始まり1ずつ増えていきます。
各要素にアクセスするためには、
変数名[ インデックス番号 ]
と入力します。
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name[2]) # 3文字目にアクセスするためには2を指定
# t
インデックスは0
から始まるので、
インデックスの最大値=文字列の長さ-1
です。
最大値を超えたインデックスを指定すると、インデックスエラーになります
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name[16])
IndexError: string index out of range
このエラーを回避するために、文字列の長さはlen()
関数で取得しましょう!
文字列のスライス
文字列の一部を切り出す操作をスライスと呼びます。
スライスするには、[ ]
に切り出したい範囲のインデックスを:
でつないで入力します。
- 変数名[開始位置:終了位置+1]
このとき、スライスの終了位置はインデックスの値+1
を入力します。
例として、文字列'YutaKa Notebook'
の0~5文字目(YutaKa
)、
7~14文字目(Notebook
)を切り出してみます。
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name[0:6])
# YutaKa
print(blog_name[7:15])
# Notebook
文字列の「最初から」または「最後まで」スライスするときは、
それぞれ最初と最後のインデックスを省略できます。
- 最初から切り出すとき ⇒
[ :終了位置+1]
- 最後まで切り出すとき ⇒
[開始位置: ]
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name[:6])
# YutaKa
print(blog_name[7:])
# Notebook
文字列の長さはわからないけど、途中から最後までスライスしたいときに便利ですね!
おわりに
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