YutaKaのPython教室

Python の文法やライブラリ、API、環境構築について画像・動画・ソースコード付きで徹底解説!

Raspberry Pi 5の周辺機器接続ガイド:モニター、マウス、キーボード、電源の設定方法

このブログシリーズ(Raspberry Pi)では、筆者のRaspberry Pi導入の取り組みをまとめて、記事毎に重要な点を紹介していきます。

この記事では、Raspberry Pi使用時の周辺機器(モニター、マウス、キーボード、電源)の接続方法を紹介していきます。

基本構成

Raspberry Pi本体と周辺機器の基本構成は次の通りです。

アイテム 補足
Raspberry Pi 5 8GBメモリのものを使用
micro SDカード OSインストール済み
モニタ 普段PC作業に使用しているものを流用(TVでも可能)
映像出力ケーブル (モニタ側)HDMI ↔ micro HDMI(Raspberry Pi)
電源ケーブル 5V5Aケーブル

これらを次のように接続しています。

Raspberry Pi本体および周辺機器の基本構成

ラズベリーパイ本体

Raspberry Pi 5 を購入すると次の様な状態で届きます。

左:箱、右:Raspberry Pi 5本体

ここに周辺機器を接続していきます。

周辺機器を接続していくと、Raspberry Piを持って作業しにくくなるので、この時点でmicro SDカードを挿しておくと良いです。

micro SDカードの挿入

もしOSの準備がまだの場合は、周辺機器の接続の前にOSの準備も進めておきましょう。

www.yutaka-note.com

電源ケーブルの接続

電源ケーブルは、公式代理店(KSY)で購入した5V5Aのものです。

電源ケーブル写真(左:全体像、右:仕様拡大)

小さく5V5Aと書いてあるのがわかります。

5A対応の電源ケーブルは希少ですので、公式代理店で販売してくれてとても嬉しいですね。

電源ケーブル接続

電源ケーブルを接続する際に、カチッという音が気持ちいです。

通常Type-Cでは音がしないので、Raspberry Pi特有ですね。

マウス・キーボードの接続

マウスとキーボードをUSB Type-Aのポートに接続します。

上から見るとわかりにくいですが、Type-Aのポートは4つあり次のような割り振りになっています。

  • USB 2 ×2個
  • USB 3 ×2個

横からみるとよくわかります。

USB TypeAポート(青:USB3×2個 、黒USB2×2個)

こちらにマウスとキーボードを接続します。

マウスとキーボード接続

モニター接続

最後にモニターを接続します。

モニターとRaspberry Piは次のように接続します。

  • (モニター)HDMI↔micro HDMI(Raspberry Pi)

私の場合は、既存のモニターとHDMIケーブルが家にあったため、HDMI(オス)→micro HDMI(オス)の変換アダプターを使用しています。

micro HDMI変換アダプタ

Raspberry Piに接続します。

左側のポートに接続すると、電源ケーブルと干渉することがわかったので右側で接続しています。

これを考えると変換アダプタよりもHDMI↔micro HDMIのケーブルを購入した方が良いかもしれないですね。

最終的な接続状況

最終的な接続状況は、次の写真のようになっています。

最終的な接続状況

これで接続完了です。あとは起動するだけですね。

若干、配線がごちゃごちゃしているのが気になりますね。

初期設定が終わったら無線のマウス・キーボードに変更したいところです。。

Raspberry Pi 公式カバー

カバーを所有している場合は、カバーの装着も忘れず行いましょう。

今回は接続部分が見えやすいようにカバー無しでの画像をアップしていましたが、実際に使用する際はカバーもつけています。

カバーは公式カバーを使っていて、こちらの記事でレビューしています。

www.yutaka-note.com

Raspberry Pi のおススメ入門書

ここまでRaspberry Pi Imagerの使い方について私の経験をもとに紹介してきました。

さらに詳しく学んでRaspberry Piに取り組みたいという方には、次の本がおススメです。

こちらの入門書は初心者にもわかりやすいように、Raspberry Pi 5の導入から簡単な実行例まで解説してくれています。

さらにRaspberry Pi操作に必要なLinuxの基本操作から、サーバー構築やScratch3、Python3によるプログラム作成まで網羅しています。

電子部品の制御や応用例も豊富に解説されていて、実践的な知識を身につけられます。

これ1冊でRaspberry Piの入門は十分にできると思います。