このブログシリーズ(Raspberry Pi)では、筆者のRaspberry Pi導入の取り組みをまとめて、記事毎に重要な点を紹介していきます。
この記事では、Raspberry Pi 5の公式ケースについてレビューしていきます。
Raspberry Pi 5の公式ケースとは?
Raspberry Pi 5の公式ケースは、Raspberry Pi公式で提供しているRaspberry Pi 5用にデザインされた専用ケースです。
このケースは、Raspberry Pi 5のボードを保護しつつ、熱管理やポートアクセスを容易にするために設計されています。
主な特徴位は以下の通りです。
特徴 | 説明 |
---|---|
素材 | 高品質なプラスチックで作られていて、Raspberry Pi 5の寸法に完全にフィットしている |
エアフロー管理 | 効果的なエアフローを提供する通気孔があり、冷却ファンも搭載 |
ポートアクセス | すべてのポートに簡単にアクセスできる(USB、HDMI、Ethernet、microSDスロットなど) |
モジュラー設計 | トップカバーやサイドパネルを取り外して作業ができる構造で、特にGPIOピンの利用時に便利 |
デザイン | コンパクトでシンプルなデザインのため、ホームプロジェクトや教育現場での使用に最適 |
互換性 | Raspberry Pi 5専用に設計されていて、他のモデルにはフィットしない場合がある |
このケースは、Raspberry Pi 5を安全に使いながら、見た目もすっきりさせられるという、安全・デザインの両面で優れた設計になっています。
どこで買える?
私が調べたところだと、Amazonでは売っていないようです(2024年9月現在)。
正規代理店で入手可能なので、こちらで購入するのが良いと思います。
ケース内観・外観と同梱品
まずはケースの見た目をチェックしていきたいとおもいます。
併せて同梱品のヒートシンクも貼っていきます。
ケースの外観
上面:Raspberry Piのロゴがありスマートな見た目です
裏面:排熱用の通気口があります。
前面および後面:ポートと電源用のボタンがあります。
ケースを付けていても各種ポート接続を妨げず、電源スイッチも押せるというのはさすが公式ケースですね。
ケース内観
上面の蓋をあけると、冷却ファンが見えます。
冷却ファン部分を取り外すと、次のようになっています。
赤い底部のケース部分にRaspberry Pi 5をはめ込むことになります。
ヒートシンク
ケースには、ヒートシンクとゴム足が付属しています。
- ヒートシンク:熱を効率的に放散し、冷却するための部品
ヒートシンクはシールになっていて、Raspberry PiのSoC(System on a Chip)に貼り付けできます。
それぞれ貼ってみます。
良い感じで貼り付けられました。
Raspberry Pi 5を設置
冷却ファンのケーブルを接続して、Raspberry Piをケース内に収納
ケースにぴったりおさまりました。
側面にはmicro HDMIと電源のポートがあります。
上蓋を開くと、ピンと冷却ファンが見えます。
今回はRaspberry Piの公式ケースに関してレビューしていきました。
さすが公式ケースだけあって、Raspberry Piがぴったりおさまりいい感じです。
Raspberry Pi のおススメ入門書
Raspberry Piについて詳しく学びたい方には、次の本がおススメです。
こちらの入門書は初心者にもわかりやすいように、Raspberry Pi 5の導入から簡単な実行例まで解説してくれています。
さらにRaspberry Pi操作に必要なLinuxの基本操作から、サーバー構築やScratch3、Python3によるプログラム作成まで網羅しています。
電子部品の制御や応用例も豊富に解説されていて、実践的な知識を身につけられます。
これ1冊でRaspberry Piの入門は十分にできると思います。