Pythonに限らずプログラムを書くにあたって、文字列や数値は重要な基本事項です。
今回は、文字列の生成に関して解説します。
- 文字列の変数を作成
- 文字列の基本的な生成方法3つ
あわせて変数の概念も確認していきましょう。
【解説動画】5min. Python|文字列の連結・結合
5min. Python解説動画【入門編】|第3回 文字列の生成
変数の概念
変数は名前の付いた箱に例えられることが多いです。
変数の中に文字や数字を入れておくと、後から箱の中身を取り出して何度も使用することができます。
基本用語の整理:
- 名前の付いた箱に、文字や数字を入れること ⇒ 「代入」、「格納」
- 箱の名前を指定して、中の文字や数字を取り出すこと ⇒ 「参照」
と呼びます。
文字列の変数を作成
変数に文字列や値を代入すると、変数が作成されます。
ここでは、変数に文字列を代入して、その文字列を参照してみましょう。
代入は
変数名 = '格納したい文字列'
と記述します。
blog_name
という変数に'YutaKa Notebook'
という文字列を代入してみましょう。
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name)
# YutaKa Notebook
blog_name
という変数が作成されて、その中に'YutaKa Notebook'
が代入されました。
変数名をprint()
関数に渡すことで、'YutaKa Notebook'
という文字列が出力できました。
一度、変数を作成すると、その後のプログラムでは変数名を参照することで、中身を取り出して使用することができます。
文字列の基本的な生成方法3つ
文字列は次の3つの方法で生成することができます。
'文字列'
:シングルクォートで囲む"文字列"
:ダブルクォートで囲む'''文字列'''
or"""文字列"""
:シングルorダブルクォート×3で囲む(改行OK)
通常、文字列内では改行することはできないのですが、'''文字列'''
or"""文字列"""
の中では、改行することができます。
# シングルクォートで囲む
blog_name = 'YutaKa Notebook'
print(blog_name)
# YutaKa Notebook
# ダブルクォートで囲む
blogger_name = "YutaKa"
print(blogger_name)
# YutaKa
# シングルorダブルクォート×3で囲む(改行OK)
blog_content = '''
YutaKaのPythonブログ
Python入門者にぴったりな情報たくさん配信中!
'''
print(blog_content)
# YutaKaのPythonブログ
# Python入門者にぴったりな情報たくさん配信中!
# ↑改行できていますね
文字列中に'
を使いたい場合には、ダブルクォートで文字列を作成します。
逆に文字列中に"
を使いたい場合には、シングルクォートで文字列を作成します。
# 文字列中に'を使用
blog_name = "YutaKa’s Notebook"
print(blog_name)
# YutaKa’s Notebook
# 文字列中に"を使用
blog_name = 'This is "YutaKas Notebook"...!'
print(blog_name)
# This is "YutaKas Notebook"...!
これで文字列の生成の基本はOKです。
おわりに
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